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ミランDFコンティ、フィオレンティーナ移籍報道から一転パルマ加入へ。セリエA残留で…

アンドレア・コンティ 写真提供:Gettyimages

 ミランのイタリア代表DFアンドレア・コンティはパルマへのレンタル移籍がほぼ確実となったようだ。19日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 コンティは2017年夏にアタランタからミランに加入したものの、移籍1年目に左ひざ前十字靭帯断裂により半年以上の戦線離脱を余儀なくされる。昨季は公式戦26試合でピッチに立っていたが、今季は左ひざ半月板の手術を8月に行ったこともあり開幕節を欠場すると、以降もベンチを温めることが多くここまで公式戦わずか4試合の出場にとどまっている。

 現在26歳であるコンティの去就を巡っては、今月中旬にミランが1000万ユーロ(約13億円)による買い取りオプションが付帯された半年レンタルという条件でフィオレンティーナとクラブ間合意間近となっていると伝えられていた。ところが、今冬のマーケットで積極的な動きを見せるパルマが同選手の獲得に興味を示すと、今季セリエAに残留した場合は700万ユーロ(約8億8000万円)による買い取り義務が発生する半年レンタルという条件でミランとのクラブ間合意に達したようだ。

 コンティ本人はすでにチームメイトやクラブスタッフとの挨拶を済ませており、20日にもパルマのメディカルチェックを受けるものとみられる。なお、パルマはユベントスに所属した過去を持ち、現在はアル・ドゥハイルSCでプレーしているモロッコ代表DFメディ・ベナティアの獲得にも近づいている。