高校サッカー

全国高校サッカー選手権、準決勝・決勝の無観客試合に賛否両論…疑問の声も多数

写真提供: Gettyimages

 日本サッカー協会は5日、9日、11日に埼玉スタジアムで行われ第99回全国高校サッカー選手権大会の準決勝、決勝を無観客試合にすることを発表した。この決定を受け、ネット上では賛否両論となっているようだ。

 今大会は新型コロナウイルスの影響から、保護者、学校関係者のみ入場を認めていた。しかし、首都圏を中心に感染が拡大し、日本政府は首都圏を対象に7日にも緊急事態宣言を再発令する方針を示したことで日本サッカー協会は準決勝、決勝の無観客試合を決定。この決定にネット上では「この状況では仕方ない」と理解を示す声も多くある中で、「保護者だけでも観戦させてあげるべき。ルヴァンカップは観客入れたのに何で高校サッカーは完全無観客なのか理解できない」といった声が寄せられている。

 9日の準決勝では帝京長岡と山梨学院、矢板中央と青森山田が対戦する。昨年の第98回大会の決勝(青森山田VS静岡学園)で5万6025人の入場者数を記録するほど高校サッカーは人気コンテンツだが、今大会はコロナの影響をもろに受ける形となった。同大会を制するのはどの学校になるのか。注目していきたい。