その他 高校サッカー

全国高校サッカー選手権、決勝は青森山田と静岡学園に!

写真提供: Gettyimages

 11日、第98回全国高校サッカー選手権大会の準決勝が埼玉スタジアムで行われた。青森県代表の青森山田と静岡県代表の静岡学園が勝利し、決勝進出を決めた。

 浦和レッズに内定するU-18日本代表MF武田英寿や横浜FC内定のMF古宿理久を擁する青森山田は、準決勝で新潟県代表の帝京長岡と対戦。前半16分にFW田中翔太のゴールで先制すると、47分にはU-16日本代表MFの1年生、松木玖生のゴールで追加点を挙げた。その後、帝京長岡の反撃を1点に抑えて2-1で勝利した。青森山田が2年連続の優勝に大手をかける形となった。

 一方、鹿島アントラーズに内定するU-18日本代表MF松村優太擁する静岡学園は、準決勝で栃木県代表の矢板中央と対戦。両者得点が奪えず、0-0で迎えた後半アディショナルタイムに松村がPKを獲得する。これを自ら決めて、静岡学園が決勝への切符を掴み取った。同校は決勝で勝利すれば24年ぶりの優勝となる。

 明治安田生命Jリーグに内定する選手を擁し、選手権連覇を狙う青森山田。決勝では、24年ぶりの優勝を目指す静岡学園が立ちはだかる。試合は13日の午後2時5分から埼玉スタジアムで行われる予定だ。令和初の選手権を制するのはどちらになるのだろうか。両校から目が離せない。