アタランタのアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ゴメスの移籍先候補はインテルに絞られているかもしれない。27日、イタリアメディア『メディアセット』が報じている。
アレハンドロ・ゴメスは昨季までクラブの躍進を中心選手として支えると、今季も11月までキャプテンを任されていた。しかし、12月1日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節のミッティラン戦で指揮官と口論に発展。以降はリーグ戦で先発メンバーに名を連ねることがなく、20日に行われた第13節・ローマ戦、そして23日に開催された第14節・ボローニャ戦の2試合続けてベンチ外となっており、今冬退団の可能性が高まっている。
アレハンドロ・ゴメスの移籍先候補には当初、トリノやサウジアラビアのアル・ナスル、メジャーリーグサッカー(MLS)のFCシンシナティなどがあげられていた一方で、本人がベルガモ州周辺にとどまることを強く望んでいるという報道も飛び交っていた。
その中、同メディアはインテルが唯一の移籍先候補であると主張。また、インテルがアレハンドロ・ゴメスの獲得に乗り出す場合、アントニオ・コンテ監督のもとで出場機会が減少しているデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンではなく、ウルグアイ代表MFマティアス・ベシーノを交換要員に盛り込む可能性があるようだ。
なお、アレハンドロ・ゴメスはフリーでの退団を望んでいるものとみられるが、クラブ首脳陣は同選手の代理人に対して1000万ユーロ(約13億円)以上のオファーが届けば放出する意向を伝えている。来年1月からマーケットが開く中、果たしてアレハンドロ・ゴメスは所属クラブを変えるのだろうか。
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