セリエA アタランタ

アタランタ、FWパプ・ゴメスのフリー退団を容認せず。今節ローマ戦での起用は…

アレハンドロ・ゴメス 写真提供: Gettyimages

 アタランタはアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ゴメスをフリーで放出することを一切考慮に入れていないようだ。18日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

 アレハンドロ・ゴメスはここ数シーズンにわたり中心選手としてクラブの躍進に大きく貢献。今季もゲームキャプテンを任せられる中、11月まで毎試合先発出場を果たしていた。しかし、12月1日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節のミッティラン戦でジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督と口論に発展。その後、13日に行われたセリエA第11節・フィオレンティーナ戦では出場機会がなく、16日に開催された第12節・ユベントス戦でもベンチスタートとなっていた。

 また、同選手は自身のSNSを通じて今冬にもクラブを離れる可能性を示唆。移籍先の候補としてトリノやインテル、サウジアラビアのアル・ナスル、メジャーリーグサッカー(MLS)のFCシンシナティなどがあがっている。

 その中、同紙は本人はフリーでの移籍を望んでいるものの、クラブ首脳陣はクリスマス時期までに両者の関係に改善が見られない場合、フリーでの移籍を認めない構えを示すものとみられる。ただ、同紙はアレハンドロ・ゴメスのユベントス戦におけるパフォーマンスを評価するとともに、20日開催予定の第13節・ローマ戦で先発メンバーに名を連ねる可能性があると主張している。

 依然として今冬のマーケットを賑わせる存在であるアレハンドロ・ゴメスだが、年内に指揮官との関係を修復する方向に舵を切ることはあるのだろうか。