Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

北海道コンサドーレ札幌、ザスパクサツ群馬から岡村大八を獲得!今季J2全試合でフル出場

北海道コンサドーレ札幌のホーム 札幌ドーム 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの北海道コンサドーレ札幌は23日午後、ザスパクサツ群馬からDF岡村大八を完全移籍で獲得したことを公式発表した。

 東京都出身の岡村大八は前橋育英高等学校、立正大学をへて2019年にザスパクサツ群馬へ入団。プロ1年目の昨季は出場機会に恵まれず、シーズン後半はテゲバジャーロ宮崎にレンタルで加入していた。しかし、ザスパクサツ群馬に復帰して迎えた今季は新型コロナウイルス感染拡大の影響により過密日程となる中でも全42試合にフル出場し、大きな飛躍を遂げていた。

 同選手は自身のプロサッカーキャリアにて初めてとなるJ1リーグ挑戦について「北海道コンサドーレ札幌に関わるすべての皆様、はじめまして! この度、ザスパクサツ群馬より加入致しました岡村大八です。北海道コンサドーレ札幌という素晴らしいチームに加入が出来ること、とても幸せに思っております。1日でも早くプレーで貢献出来るよう、沢山のことを吸収しながら、全身全霊で頑張っていきます。また、僕にとって初めての雪国なので、楽しみもありつつドキドキしています! 皆さんにお会い出来る日を楽しみにしております。宜しくお願い致します」と意気込みを語っている。

 一方、今季をもって退団するザスパクサツ群馬に対しては「この度、北海道コンサドーレ札幌に移籍することになりました。ザスパクサツ群馬に加入してからの2年間は、僕にとって忘れられない2年間です」

 「プロキャリアの始まりであった昨シーズン。同期が活躍していく中、思うような活躍が出来ず本当に辛い日々を過ごしました。そして、2年目の今シーズン。このコロナ禍の過密日程の中、フル出場し続けることができました。自分を支えてくださったマネージャーやスタッフの方々、チーム関係者の方々、本当に多くの方々に支えられてこの記録を達成できたと思っています。特に、どんな状況でも自分を使い続けてくれた奥野監督には感謝してもしきれません」

 「また、コロナの影響により、声の出せないもどかしい応援が続いていた中でも手拍子で後押ししてくれたサポーター、一生懸命ゲーフラを掲げてくれたサポーター、DAZNで応援してくれていたサポーター、本当にありがとうございました。この42試合、全てが満足のいく内容ではなく、みんなで苦しい時間を過ごしたこともあったと思います。けれど、最後の試合のようにチームが一丸となって戦って勝利した喜びを僕は絶対に忘れません」

 「ザスパクサツ群馬という素晴らしいチームでプロキャリアをスタートできたことを誇りに思いますし、本当に良かったと思っています。唯一心残りがあるとしたら、自分のチャントを群馬の地で聞くことができなかったことです。いつかどこかの舞台で聞ける日を楽しみにしています。僕のチャント忘れないでください! 最後になりますが、最高のチームメイトに恵まれ、熱心に支えてくださるサポーターがいて本当に幸せでした。もっと大きくなるために、いってきます!! 僕の第2の故郷群馬。ありがとうございました!」とクラブ公式サイトを通じて惜別のメッセージを残した。