Jリーグ 鹿島アントラーズ

鹿島アントラーズ、ブラジルの強豪サントスから新戦力獲得間近に!移籍金1.5億で決着か

鹿島アントラーズのホーム 県立カシマサッカースタジアム 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズはブラジルのサンパウロを本拠地とするサントスFCからMFディエゴ・ピトゥカの獲得間近に迫っているようだ。14日、ブラジル紙『LANCE!』がこれを伝えている。

 中盤センターを本職とするピトゥカは2017年にボタフォゴからサントスに加入。今シーズンはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部リーグ)で22試合に先発出場しているほか、コパ・リベルタドーレスでもここまで全9試合で先発メンバーに名を連ねており、チームをベスト8まで導いている。

 同紙が伝えるところによると、11月に鹿島アントラーズが640万レアル(約1億2500万円)で獲得オファーを提示したものの、サントス側はこれを拒否。その後、鹿島が760万レアル(約1億5600万円)で再度オファーを提示したところ、サントスはピトゥカ放出の意向を固めクラブ間合意に達したものとみられる。

 また、ピトゥカ本人もJリーグ挑戦に前向きな姿勢を示しているほか、13日に行われたセリエA第25節・フラメンゴ戦でメンバー外となっていることもあり、来年から舞台を日本に移す可能性が高いという見方が広まっているようだ。

 なお、鹿島アントラーズはJ1リーグ第32節終了時点で勝ち点58の5位につけているが、第33節・ヴィッセル神戸戦を10月に前倒しで消化しているため、残すは最終節・セレッソ大阪戦のみとなっている。来季のAFCチャンピオンズリーグ出場権をかけて3ポイント獲得が絶対条件となる中、果たしてブラジルから新戦力を連れてくることはできるのだろうか。