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【公式】湘南ベルマーレの齊藤未月がロシア1部へ期限付き移籍「湘南産であることはずっと変わらない」

湘南ベルマーレの齊藤未月 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの湘南ベルマーレは14日午後、MF齊藤未月がロシア・プレミアリーグのルビン・カザンへ2021年1月から6か月の期間で期限付き移籍することを公式発表した。

 齊藤未月は湘南ベルマーレの下部組織で頭角を現し、2016年にプロ契約を締結。2017シーズンにリーグ戦30試合に出場しクラブのJ1リーグ昇格に貢献すると、翌シーズン以降も曹貴裁前監督や浮嶋敏監督のもとで主力として多くの出場機会を得ていた。

 同選手はプロキャリアで初となる海外挑戦について「この度、ロシアのFCルビン・カザンへ移籍をすることになりました。これから先の自分の目標のために、この移籍はとても重要だと感じているので、ようやく海外移籍が実現したということを嬉しく思っています。ここからまた新たなスタートとなりますし、活躍できなければ意味がないので精一杯頑張っていきたいと思います」

 「僕自身のプレースタイルや性格などは、全て湘南ベルマーレで生まれたものなので、これからもその自分らしさを出すだけだと思っています。ロシアでも、世界のどこでも、日本代表に選ばれたとしても、僕が湘南産であることはずっと変わらないので、どこにいっても“湘南生まれの齊藤未月”ということに責任をもってプレーしたいと思います。ロシアに行くと、DAZNなどで試合中継もないのでプレーしている姿をなかなか見てもらえませんが、積極的にSNSなどを使ってしっかりやっていることを発信していけたらと思います」

 「そして、サポーターの皆さんには感謝の気持ちしかありません。僕ももともと湘南のサポーターでしたし、そこから湘南の選手になり、多くのサポーターの皆さんに応援してもらうようになりました。本当にいろいろなことを教わってきましたし、湘南ベルマーレというクラブに関わっているすべての人が第二の家族のような存在です。ずっと気にかけてもらってきましたし、これからどんなことがあっても僕もいつも気にかけています。サポーターの皆さんのためにも自分のためにも、関わってくれているすべての方のために、感謝の気持ちを持ってプレーしたいと思います。どこへ行っても自分らしくプレーします。本当にありがとうございました」とプロデビューを果たしたクラブに対する感謝の気持ちを綴っている。

 なお、湘南ベルマーレは16日に開催予定の明治安田生命J1リーグ第33節・大分トリニータ戦後に齊藤未月本人がサポーターに向けて挨拶を行うこともあわせて発表している。