セリエA ジェノア

セリエAで降格圏に沈むジェノアが監督交代。バッラルディーニが4度目の指揮へ

ダビデ・バッラルディーニ 写真提供:Gettyimages

 ジェノアは21日、ロランド・マラン監督の解任とあわせてダビデ・バッラルディーニ氏が新監督に就任することを公式発表した。イギリス『スカイスポーツ』をはじめ複数メディアが一斉に伝えている。

 ジェノアは昨季、降格圏から4ポイント差の17位で残留を果たすとダビデ・ニコラと契約を更新することなく、カリアリで指揮を執っていたロランド・マランを招へい。しかし、今季は開幕節・クロトーネ戦で勝利して以降、リーグ戦で白星をつかむことができず、20日に行われた第13節では今季セリエBから昇格したベネヴェントに0-2と敗戦。マラン監督による試合後会見は行われず、エンリコ・プレツィオージ会長は同監督の采配を辛辣に批判するコメントを残すと、クラブは翌日に指揮官交代を発表している。

 マランの後任として招へいされたバッラルディーニ氏は、これまで3度ジェノアを率いている。また、3度目の指揮ではイバン・ユリッチにかわり2017年11月に就任。2017/18シーズンを12位で終えたが、翌2018/19シーズンの開幕2カ月後に解任されていた。

 2016年夏にジャン・ピエロ・ガスペリーニが退任して以降、シーズン途中での指揮官交代が毎年のように続くジェノアは、今季ここまで勝ち点7の獲得にとどまっており、19位と降格圏に沈んでいる。こ手腕に託された。