セリエA インテル

インテル、エスポジト売却は行わず…そこにはある移籍に対する後悔が…

セバスティアーノ・エスポジト 写真提供: Gettyimages

 インテルはU-19イタリア代表のセバスティアーノ・エスポジトの売却を行わない姿勢を示しているようだ。14日、イタリア紙『カルチョメルカート』が報じている。

 今シーズン、アルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスとベルギー代表FWロメル・ルカクのバックアップとしてトップチームでの公式戦に計11試合出場したエスポジト。セリエAではルカクから託されたPKをしっかりと沈め、インテルの最近60年間での最年少ゴールを記録した。そんなエスポジトに対してはアタランタやフィオレンティーナといったクラブが興味を示しているものの、インテルは完全移籍での売却を考えていないようだ。

 同紙によるとインテルは2018年にローマから元ベルギー代表MFラジャー・ナインゴランを獲得した際に、現イタリア代表MFニコロ・ザニオーロをローマへと放出したことを後悔しているようだ。ザニオーロはローマ移籍後にその才能を開花させ、イタリア代表にも上り詰めた。

 そのためインテルは再びの若き才能の流出を恐れ、エスポジトを放出しないようだ。しかし、ローンでの移籍の可能性はあるようでこれからも17歳エスポジトの去就には注目が集まることになりそうだ。