シティへの影響は?
シティはここ10年間、欠かすことなくCLに出場してきた。CLに出場できないことの1番大きな問題が収入面。CLで1試合を戦う収入は、リーグ戦のそれを大きく上回り、FFP順守の面でも厳しい立場に置かれるだろう。FFPの負のスパイラルに陥る可能性がある。
また、選手にとってもCLは重要な大会。出場権を持たないクラブよりも持っているクラブを優先して移籍する選手も少なくない。補強の面でも苦しい立場に置かれるかもしれない。
ペップの去就は?
ジョゼップ・グアルディオラ監督の去就に関しては、ここまで報じられているもののほとんどが憶測にすぎない。同監督はクラブと2021年まで契約を結んでおり、当面は通常運転となるだろう。1つ指摘できる点があるとすれば、より長期間指揮を執る可能性が低くなるかもしれないということだけだ。
恩恵を受けるクラブ
シティのCL出場禁止処分が決定した場合、プレミアリーグでCL出場権を争う位置にいるクラブは恩恵を受けるだろう。UEFAの規則では、出場権を持つクラブが何かしらの理由で出場できない場合、出場権は順位を繰り上げて別のクラブへと渡る。仮に、マンチェスター・ユナイテッドが今シーズンを5位で終えた場合、1つ順位が繰り上がりCL出場権を手にすることができる。
リーグでの処分
UEFAだけでなく、プレミアリーグでも処分を受けるかもしれないと噂されているシティ。その根拠となっているのが、同リーグが規定するルールだ。プレミアリーグでは、UEFAに提出する書類とリーグに提出する書類の内容に異なる点があることを認めていない。プレミアリーグは委員会でシティに対する処分を議論しており、勝ち点はく奪の可能性が高いと指摘されている。
コメントランキング