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チェルシー監督ランパードが冬の移籍市場に言及。4位争いに与える影響とは?

フランク・ランパード監督 写真提供: Gettyimages

 現在プレミアリーグで4位に位置するチェルシーのフランク・ランパード監督が、今冬の移籍市場の影響により、プレミア4位争いにおいて不利になることを懸念しているようだ。1日、英紙『ミラー』が伝えた。

 FIFA(国際サッカー連盟)から科せられていた選手補強禁止処分が、今冬の移籍市場から解除されたチェルシー。ストライカーの獲得を目論んでいたランパード監督であったが、結果的に新たな選手の獲得はなく、退団濃厚とみられていたフランス代表FWオリビエ・ジルーがもクラブに残留している。これに対し、チャンピオンズリーグの出場枠をかけてトップ4争いをするライバルチームは新たな選手を加えている。

 マンチェスター・ユナイテッドは、スポルティングからポルトガル代表MFブルーノフェルナンデスを。トッテナム・ホットスパーは、PSVアイントホーヘンからオランダ代表FWステーフェン・ベルフワインの獲得を発表。

 ランパード監督は、移籍市場の閉幕に際して以下のように言及した。

「私たちはおそらく周りのチームが強化を行ったため、ある点で弱者となっている。これは、事実だろう。ユナイテッドは、私が思うにワールドクラスの選手と契約を交わした。トッテナムの入れ替わりは数人だったが、うまく人員整理をしている。私たちは4位を維持するために選手各々が努力をしなければいけない」

 また、ランパード監督は近年のプレミアが2強であることに関しても以下のように語っている。

「近年、マンチェスター・シティとリバプール以外に目を向けることはない。残念ながら、それが事実だ。この事実に私が泣きっ面のままでは、ファンは退屈してしまうだろう。私も選手も働かなければならない。現実的な目標である4位を確保するために」