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出身国とは違う国の代表を選択したサッカー選手たち!

写真提供: Gettyimages

 現在行われている代表ウィーク。来年夏に行われるユーロ2020や東京オリンピック、2022年カタールワールドカップに向けて各代表がそれぞれの地域で熱戦を繰り広げている。

 そんな中、サッカー選手たちのほとんどの選手は出身国の代表選手になることを目指している。しかし、中には様々な理由から出身国とは別の代表チームを選択する選手もいる。そこで今回は出身国とは違う国の代表を選択したサッカー選手たちを紹介する。


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ジョルジーニョ

イタリア代表
出身国:ブラジル

 マウリツィオ・サッリ監督の師弟関係にあり、同監督とともにナポリからチェルシーに加入したジョルジーニョ。生まれはブラジルだったが6歳からイタリアへ移住。イタリア国籍も所持していたため両方の代表に招集される権利があった。

 しかし、ジョルジーニョは2014年にイタリア代表を選択。20試合で3ゴールを決めている。


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ティアゴ・アルカンタラ

スペイン代表
出身国:イタリア

 2013年からバイエルン・ミュンヘンでプレーしているティアゴ。出身はイタリアだったが、幼少期にブラジルとスペインを行き来して、最終的にはスペインでバルセロナの下部組織でプレーしていた。

 ブラジル人の父を持つ同選手はブラジル代表、イタリア代表でプレーする選択肢もあった。


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ジエゴ・コスタ

スペイン代表
出身国:ブラジル

 アトレティコ・マドリードのスペイン代表FWジエゴ・コスタはブラジル出身の選手。2013年にはブラジル代表としてイタリア代表とロシア代表との親善試合にも出場していた。

 しかし、その後ジエゴ・コスタはスペイン代表を選択。当時ブラジル代表監督は「裏切りだ」と批判を受けた。


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ピエール=エメリク・オーバメヤン

ガボン代表
出身国:フランス

 アーセナルのガボン代表FWオーバメヤンはフランス出身。昨シーズン、プレミアリーグ得点王に輝いた同選手は昨年夏に行われたロシアワールドカップの優勝メンバーだった可能性もあった。

 またオーバメヤンはU-21フランス代表の招集経験があり、U-19イタリア代表から招集を断っていたが、オーバメヤンは父親がガボン代表のキャプテン(現在は同国代表で監督も務めている)ということもあり、ガボン代表を選択した。


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カリドゥ・クリバリ

セネガル代表
出身国:フランス

 近年の移籍市場で度々話題になるナポリのセネガル代表DFクリバリもフランス出身の選手。しかし、同選手は両親の出身地であるセネガル代表を選択した。


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ラヒーム・スターリング

イングランド代表
出身国:ジャマイカ

 マンチェスター・シティで活躍するイングランド代表FWラヒーム・スターリングはジャマイカ出身の選手。しかし、幼少期にロンドンへ移住すると、各年代のイングランド代表に招集され、そのまま2012年にイングランドのA代表デビューを果たした。