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引退発表のビジャが、スペイン代表屈指のFWだと証明する5つの記録

写真提供: Gettyimages

今シーズンの終了とともに、選手としてのキャリアを終えることを表明したヴィッセル神戸の元スペイン代表FWダビド・ビジャ。数多くのゴールを積み重ね、スペイン代表史上屈指のストライカーとして多くの人々の記憶に焼き付いている選手だ。

一部の人は、ビジャは記録よりも記憶に残る選手だと考えるだろう。持ち前の勝負強さを武器に、印象的なシーンで決定的な仕事をこなしてきた選手だからだ。しかし、同選手は記録面でも自身が屈指のストライカーだということを証明している。今回は5の記録をご紹介する。


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高いPK成功率

ビジャはスペイン代表選手で9回PKキッカーを務めている。これはフェルナンド・イエロ氏の10回に次ぐ、2番目の記録となっている。そのビジャはクラブと代表を合わせて68回PKキッカーを務めている。その内、失敗したのはわずかに13回。成功率84%と素晴らしい数字を残している。


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3度のハットトリック

ビジャはスペイン代表において、これまでに3回ハットトリックを記録している。1度目はEURO2008のロシア戦で記録。なお、この大会ではビジャが得点王に輝いている。2度目はアゼルバイジャン代表との親善試合で記録し、3度目はコンフェデレーションズカップのタヒチ代表戦で記録している。


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W杯最多得点

ビジャはスペイン代表選手の中で、ワールドカップにおいて最もゴールを記録してきた選手だ。W杯では通算9ゴールを記録しており、内訳は2006年に3ゴール、2010年に5ゴール、2014年に1ゴールとなっている。スペイン代表が優勝した2010年のW杯では、優勝の立役者の1人となった。


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EUROでも大活躍

スペイン代表史上、最もW杯でゴールを決めているビジャだが、2008年EUROでの活躍も忘れてはいけない。ビジャはこの大会だけで4ゴールを記録。同大会の得点王となり、スペイン代表の優勝に大きく貢献している。


スペイン代表初の50ゴール

ビジャはスペイン代表において、初めて通算50ゴールを記録した選手だ。2012年のEURO予選、チェコ代表戦で2ゴールを記録し、通算50ゴールを達成している。


 

名前:菊池大将
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