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あの選手の移籍金はどれぐらい?トップ選手たちの市場価値まとめ

写真提供: Gettyimages

 年々高騰しているサッカー選手の移籍金。10年ほど前までは当時マンチェスター・ユナイテッドに所属していたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがレアル・マドリードに移籍した際に発生した移籍金9400万ユーロ(約113億円)が歴代最も高額な移籍金として有名だった。

 しかし、現在は歴代最高額の移籍金でバルセロナからパリ・サンジェルマンに移籍したブラジル代表FWネイマールの移籍金2億2200万ユーロ(約268億円)を始め、リバプールから1億4500万ユーロ(約175億円)でバルセロナに移籍したブラジル代表FWフィリペ・コウチーニョなど年々移籍金が高騰している。

 そこで今回は、一流選手たちを獲得するにはどれぐらいのお金が必要なのか。移籍金のひとつの目安となる大手移籍情報サイト『トランスファーマルクト』の市場価値をもとに紹介していく。


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リオネル・メッシ

年齢:32
契約:2021年
市場価値:1億5000万ユーロ(約181億円)

 バルセロナに出来るだけ長くいたいと語るメッシだが、もし移籍することになるなら1億5000万ユーロ程の移籍金が必要になりそうだ。

 しかし、メッシには今シーズン終了後にフリーで移籍できる契約も含まれている。


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クリスティアーノ・ロナウド

年齢:34
契約:2022年
市場価値:9000万ユーロ(約109億円)

 レアル・マドリードから1億1700万ユーロ(約141億円)でユベントスに移籍したクリスティアーノ・ロナウドの市場価値は9000万ユーロ。

 この年齢的でこれだけの市場価値をキープ出来ているのは彼ぐらいだろう。


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フィルジル・ファン・ダイク

年齢:28
契約:2023年
市場価値:1億ユーロ(約120億円)

 リバプールがファン・ダイクの獲得のために支払った7500万ポンド(約105億円)は間違っていなかった。彼の市場価値は今や1億ユーロ(約120億円)となり、世界最高峰のセンターバックに躍進を遂げた。


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サディオ・マネ

年齢:27
契約:2023年
市場価値:1億2000万ユーロ(約145億円)

 今シーズン、16試合で10ゴール5アシストを記録しているサネ。市場価値は1億2000万ユーロだ。

 もし獲得を目指すクラブが狙うとしたら、近年の活躍や、残りの契約年数を考えても移籍金は2億ユーロ(約240億円)に近い額を積まないと実現は厳しいだろう。


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モハメド・サラー

年齢:27
契約:2023年
市場価値:1億5000万ユーロ(約181億円)

 当時、クラブ史上最高額の移籍金4200万ユーロ(約50億円)でローマからリバプールに加入したサラー。ここまでの活躍をすると思っていた人はっ少なかっただろう。

 そんなサラーの市場価値は1億5000万ユーロ(約181億円)。もちろん、移籍金はマネ同様2億ユーロ(約240億円)に近い額を積まないと厳しそうだ。


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ラヒーム・スターリング

年齢:24
契約:2023年
市場価値:1億4000万ユーロ(約169億円)

 マンチェスター・シティのイングランド代表FWラヒーム・スターリングの市場価値は1億4000万ユーロ(約169億円)。

 レアル・マドリードがウェールズ代表FWガレス・ベイルとのトレードを画策しているとも報じられたが、ベイルの市場価値は6000万ユーロ(約72億円)。ある程度の金額も提示しないと獲得は厳しそうだ。


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エンゴロ・カンテ

年齢:28
契約:2023年
市場価値:1億ユーロ(約120億円)

 最近は怪我の影響で離脱することも増えてきたカンテ。パリ・サンジェルマンからの関心が噂されてきた同選手だが、市場価値は1億ユーロ(約120億円)だ。

 今後も怪我が続くようならば、市場価値が高いうちに売却するのも一つの手かもしれない。


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ハリー・ケイン

年齢:26
契約:2024年
市場価値:1億5000万ユーロ(約181億円)

 今年で26歳になったケイン。サッカー人生のピークを歩んでいるところだろう。そんな同選手の市場価値は1億5000万ユーロ(約181億円)。

 レアル・マドリードからの関心も報じられていたが、同選手の獲得には2億ユーロ(約240億円)に近い額を提示しないと厳しいだろう。


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ネイマール

年齢:27
契約:2022年
市場価値:1億8000万ユーロ(約217億円)

 歴代最高額の移籍金2億2200万ユーロ(約268億円)でバルセロナからパリ・サンジェルマンに移籍したブラジル代表FWネイマール。現在の市場価値はこの額を下回る1億8000万ユーロ(約217億円)となっている。

 今夏の移籍市場ではバルセロナが、ネイマールの買戻しを検討していると報じられていたが、そのとき同クラブは1億5300万ポンド(約197億円)を提示したものの、拒否されている。

 やはり、PSG的には残りの契約年数を考えても獲得に費やした移籍金と同額ぐらいの移籍金を求めているだろう。


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キリアン・ムバッペ

年齢:20
契約:2022年
市場価値:2億ユーロ(約240億円)

 現在、最も市場価値が高い選手がパリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・ムバッペだ。

 PSGが同選手を獲得した際の移籍金は1億3500万ユーロ(約163億円)。そんな当時18歳だった選手は2億ユーロの男にまで成長した。

 なおムバッペの獲得には、レアル・マドリードやリバプールが獲得に興味を持ってるようだが、PSGを納得させられるほどの移籍金を用意できるだろうか。