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イタリアのサッカー旅【第6弾】:日本に戻ったら恋しくなりそうなイタリアの日常

写真提供: Quelli che il calcio

皆さん、こんばんは。ダビデです。現在私は地元のイタリアに帰国しています。短い9日間になりましたが、日本に帰国する時間がやってきた。

戻る前に皆さんに日本に戻ったら寂しくなりそうなサッカーに関することをまとめて、みなさんにお伝えしたいと思います。

喫茶店でサッカーを熱く語るおじいちゃんたち

毎朝イタリア人は必ず喫茶店に行って、エスプレッソを飲みます。エスプレッソは家ででも飲めるが、喫茶店に行くメリットは二つ。一つはサッカー新聞が読めること。もう一つは喫茶店にいる人たちとサッカー話できること。

特におじいちゃんたちはサッカートークが目当てで朝からお昼まで喫茶店で時間を潰す事が多い。彼らはサッカーの数字的なものはあまり語らないが、サッカーの全体的な知識を持っています。例えば、日本に住んでいるという話をしたら、イニエスタが日本にいるということを知っていた。

喫茶店は一人でリラックスするためや勉強するために生まれた場所ではなく、人が出会って話し合うための場所です。日本に戻って、知らない人といきなりサッカーの話ができなくなるのはちょっと寂しい。

写真提供: Maria Regina

テレビはサッカー番組だらけ

日本ではケーブルテレビがなくて、サッカー好きは夕方を待たないとサッカーニュースなどが見る事ができない。仕事で疲れている人たちは零時まで待つのは辛いと感じているはず。

イタリアだと無料チャンネルが多く、どのチャネルにも必ずどこかの時間帯でサッカー番組がある。24時間サッカー番組を楽しみたい方はイタリアならその夢を叶えられる。土日は特に楽しい。どのチェネルにも予想フォーメーションの話、怪我人の話、試合のプレビューの話などが流れている。

試合はケーブルテレビだが、みんながスカイやDAZNと契約しているわけじゃありません。数人が契約していて、その人たちの家で友達が集まって、みんな一緒に試合を見ます。

写真提供: Potenza News

道でボールを蹴る子供たちの姿

やはり、イタリアがサッカーの歴史が古いと感じさせられるのは子供たちの姿です。日本で子供たちがキャッチボールをすると同じく、イタリアで子供達は公園で集まってサッカーで楽しみます。

少ない人数だとパス回し、人数が多い時は試合を組む。正直テクニックの面では日本の子供たちの方が上。しかし、誰にも指示されずに遊んでいる姿はとても自然で、子供だった頃のこと思い出させられて嬉しい気持ちになる。

名前Uccheddu Davide(ウッケッドゥ・ダビデ)
国籍:イタリア
趣味:サッカー、アニメ、ボウリング、囲碁
好きなチーム:ACミラン、北海道コンサドーレ札幌、アビスパ福岡

14年前に来日したイタリア人です。フットボール・トライブ設立メンバーの1人。6歳の時に初めてミランの練習に連れて行ってもらい、マルディーニ、バレージ、コスタクルタに会ってからミランのサポーターに。アビスパ福岡でファビオ・ペッキア監督の通訳も務めた経験があります。

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