セリエA モンツァ

イタリアのサッカー旅【第3弾】:ベルルスコーニのモンツァの試合を観戦!

写真提供: Uccheddu Davide

皆さん、こんばんは。ダビデです。現在私は地元のイタリアに帰国しています。短い9日間になりますが、その間皆さんにイタリア人のサッカーに関する日常を見せたいと思います。

今回はベルルスコーニの新しいクラブ、モンツァの試合見に行って、お話ししたいと思います。セリエCのクラブなのに、セリエAの試合みたいな雰囲気で、とても楽しかったです。

モンツァの紹介

モンツァは1912年に設立されたクラブです。セリエBで所属した回数が多いが、セリエAに1度もたどり着いたことがない。しかし、2018年の9月からモンツァの運営チームが変わりました。ベルルスコーニ一家がクラブのオーナーになり、ガッリアーニがCEOになった。ミランが最強のクラブになったのは彼らのおかげで、懐かしい方が多いでしょう…最強のコンビが再び復活して、モンツァの未来は輝かしい。

モンツァの監督はクリスティアン・ブロッキで、彼もミランと関わっていた人物です。2001年〜2008年はミランで選手として活躍して、指導者としてもミランでの経験が長い。2013年にミランのユースから監督デビューをし、3年でプリマヴェーラ、そしてトップチームまで登りつくことができた。その後、ブレーシアと中国で経験を積んでから、モンツァの監督に任命された。

素晴らしいメンバーが揃って、モンツァはセリエBへの道を順調に歩んでいる。まだセリエC12節なのに1位の座に立っています。そして、2位のレナーテとはすでに7点差です。

写真提供: Uccheddu Davide

モンツァまでの行き方

モンツァはミラノにとても近くて、行きやすい場所です。ミランやインテルの試合でミラノにいらっしゃることがあるなら、是非モンツァの試合も見に行ってください。ミラノ駅から電車でたった15分。2.20ユーロ(約270円)の超格安な料金です。

私は地元から車で行くことにした。車で通っても、とてもわかりやすくて便利な場所です。駐車場が全て無料で、止める場所を見つけるには全く苦労しなかった。

モンツァのスタジアムの名前はスタディオ・ブリアンテオです。現在そこでミランの女子チームもプレーしています。座席は2万程度で、セリエCのクラブにとって割と多い。サッカー専用のスタジアムなので、試合を近くから見ることができる。

スタジアムでの入場

フットボール・トライブとしてメディア・パスをお願いし、半日でオッケーが出た。メールでのサポート、そしてスタジアムでの案内はしっかりしていて日本並みです。しかし、会場は試合開始2時間前にオープンする予定だったが、2時間前にはサポーターもスタッフも全くいなくてびっくりした(笑)。

待ちながらスタジアムの前に何かつまもうと思っていたが、屋台などはなかった(イタリアのセリエCのスタジアムだと、当たり前と言われた)。

試合開始1時間半前にようやくスタジアムに入ることができた。さすがベルルスコーニとガッリアーニのクラブ!スタジアムが古くても見た目は最高に格好良かったし、スタッフはみんなスーツでした。

しかし、一番びっくりしたのは通っている方も、ジャーナリストであろうと、ゲストであろうと、ほぼ全員スーツでした。

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名前Uccheddu Davide(ウッケッドゥ・ダビデ)
国籍:イタリア
趣味:サッカー、アニメ、ボウリング、囲碁
好きなチーム:ACミラン、北海道コンサドーレ札幌、アビスパ福岡

14年前に来日したイタリア人です。フットボール・トライブ設立メンバーの1人。6歳の時に初めてミランの練習に連れて行ってもらい、マルディーニ、バレージ、コスタクルタに会ってからミランのサポーターに。アビスパ福岡でファビオ・ペッキア監督の通訳も務めた経験があります。

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