ボスマン判決以降、EU域内の選手による自由移籍が保証され、活発化している移籍市場。近年は移籍金バブルと呼ばれる選手の価値高騰もあり、選手の移籍により莫大な金がクラブ間を行き来している。
これにより、選手たちは1つのクラブに留まることが現実的に難しくなった。下部組織出身で未来を期待される選手であっても、あっけなく退団することが少なくない。しかし、中には1つのクラブに忠誠を誓い、プレーし続けた稀有な選手たちがいる。7選手をご紹介しよう。
パオロ・マルディーニ
クラブ:ミラン
マルディーニはセリエA通算最多出場記録など、数多くの記録を打ち立てた名選手。背番号3はミランの永久欠番となっている。現在はミランのフロント入りを果たしており、TD(テクニカル・ディレクター)として活躍中。息子のダニエレ・マルディーニも少しづつ存在感を示し始めている。
トニー・アダムス
クラブ:アーセナル
ミスターアーセナルと呼ばれ、1983年から2002年の間、アーセナルのCBとしてプレーし続けたアダムス。出場試合数は365試合に上る。サポーターからの人気はやはり凄まじく、2011年にはエミレーツ・スタジアムに彼の銅像が建てられた。
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