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ベイルは中国移籍を決断?莫大な報酬のための犠牲とは

ガレス・ベイル 写真提供:GettyImages

 中国移籍が近いとされるレアル・マドリードのウェールズ代表FWガレス・ベイル。莫大な報酬を手にすると報じられているが、そのためには払うべき犠牲も多いと、英紙『ミラー』が伝えている。

 3年総額6600万ユーロ(約80億円)の契約で中国超級(中国1部)江蘇蘇寧への移籍が近いとされているベイル。マドリードで受け取っている報酬に近い金額を支払うクラブが、ヨーロッパにはいなかったのだろう。

 江蘇蘇寧に移籍すれば、経済的に多くのものを勝ち取るベイルだが、払わざるを得ない犠牲も少なくないようだ。

 ベイルが払う必要のある犠牲が家族だ。イングランドから家族とともにスペインに移住したベイル。しかし、家族はホームシックによりたびたび帰国。このことから、中国には単身で移住するとみられている。エマ夫人と3人の子どもたちとは、3年間離れ離れの生活だ。

 ベイルの親戚によれば、すでにベイルは中国移籍を決めているようだ。親戚は「断り切れないほどのオファー。これは大きな決断だ。彼らは本格的にスペインに移住していたわけではない。中国でもそのチャンスはないだろう」と語っている

 中国移籍を決断したとされるベイル。実現すれば莫大な報酬を得ることになるが、ベイルにとっては過酷な3年間となりそうだ。