ブンデスリーガ レアル・マドリード

長谷部誠同僚ヨビッチ、レアルがクラブ間交渉開始。フランクフルトは移籍金は86億円要求か

アイントラハト・フランクフルトのルカ・ヨビッチ 写真提供:GettyImages

 元日本代表DF長谷部誠が在籍しているアイントラハト・フランクフルトはセルビア代表FWルカ・ヨビッチについてレアル・マドリードとのクラブ間交渉を開始したようだ。現地時間16日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 ヨビッチは2016年冬にベンフィカに加入したものの、出場機会に恵まれず、2017年夏にフランクフルトへ買い取りオプション付きの2年レンタルで加入。

 しかし、加入先のフランクフルトでは持ち前の決定力を発揮しており、今季はここまで公式戦47試合に出場して27ゴールをあげるなど、ブレイクを果たしている。

 そのヨビッチを巡っては、フランクフルトが600万ユーロ(約7億4000万円)買い取りオプションを行使することを発表しているものの、レアル・マドリードへの移籍が濃厚であると以前から伝えられているほか、フランクフルト首脳陣が同選手の引き留めは厳しいという見解を示していた。

 そして16日になって両クラブは交渉を開始しているものとみられるが、フランクフルトは移籍金として7000万ユーロ(約86億円)を要求しており、今後移籍金において両者が合意に達することができるかどうか注目が集まる。

 なお、フランクフルトは買い取りオプションを行使していることにより、レアル・マドリードから支払われる移籍金の30%をベンフィカに支払わなければならないこともあり、交渉の行方次第ではあるものの移籍金の吊り上げを図るかもしれない。