セリエA ローマ

ローマ幹部トッティ、今夏コンテ招へいを熱望か。ミランやインテルと争奪戦か

ローマ幹部であるフランチェスコ・トッティ氏 写真提供:GettyImages

 ローマの幹部を務めるフランチェスコ・トッティ氏は今夏に元チェルシー指揮官のアントニオ・コンテ氏を招へいすることを夢見ているようだ。現地時間17日、イタリア紙『La Repubblica』が伝えている。

 ローマは3月6日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16・2ndレグのポルト戦で延長戦の末に敗れて大会を後にしたことにより、エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督を解任。

 後任として元レスター・シティ指揮官のクラウディオ・ラニエリ氏を今季終了後までの契約期間で招へいしているが、来季の監督人事は不透明となっている。

 その中、トッティ氏はコンテを呼び出しており、すでに今夏監督就任への打診を行っている模様。ただコンテ氏を巡っては、ミランやインテルなどが以前から興味を示しているほか、ユベントスも今夏にマッシミリアーノ・アッレグリ監督がクラブを去る場合に備えて接触を行ったという報道が飛び交っている。

 ユベントス指揮官として2011年から2014年夏までタイトルをもたらすなど、イタリア国内で実績を残してきたコンテ氏を巡る争奪戦はもしかしたらすでに水面下で展開しているかもしれない。