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チェルシー、サッリ解任時にはゾラ氏が後任へ。今節マンC戦で6失点の大敗劇

チェルシーのアシスタントコーチを務めるジャンフランコ・ゾラ 写真提供:GettyImages

 チェルシーはマウリツィオ・サッリ監督の解任に踏み切る場合、アシスタントコーチを務めるジャンフランコ・ゾラ氏を暫定監督に起用する可能性があるようだ。現地時間11日、イタリアメディア『メディアセット』が伝えている。

 チェルシーは10日に行われたプレミアリーグ第26節・マンチェスター・シティ戦で0-6と大敗。リーグ戦における6失点以上の大敗劇は実に28年ぶりという不名誉な記録となっている。

 1月末に行われた第24節・ボーンマス戦でも4失点を喫し敗れるなど、今年に入り守備陣が崩壊しているが、周囲では今季から率いているマウリツィオ・サッリ監督解任の可能性が取りざたされており、本人もシティ戦後に自身の進退について「クラブに聞くべきだ」と言及している。

 その中、チェルシー首脳陣はサッリ監督に替わり、シーズン残り期間をゾラ氏に託す方向で検討に入っており、オーナーを務めるロマン・アブラモビッチ氏の決断を待っているものとみられる。

 ゾラ氏はかつて1996年から7シーズンに渡りチェルシーに在籍。また指揮官としては過去にウェストハム・ユナイテッドやワトフォードなど複数クラブを率いた経歴を持っている。

 昨季は今季チャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃したことにより、昨年7月にアントニオ・コンテ監督を解任したチェルシーであるが、今季もマンチェスター・ユナイテッドの猛追もあり現在6位と来季CL出場権確保に向けて暗雲が立ち込めている。サッリ監督の去就も含め、今後どのように立て直しを図るのか注目が集まる。