バルセロナ レアル・マドリード

メッシの途中出場についてバルサ指揮官が説明 「この時期にリスクを冒したくなかった」

リオネル・メッシは後半途中からピッチに 写真提供:GettyImages

 バルセロナのエルネスト・バルベルデ監督はコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝1stレグ・レアル・マドリード戦を終えて、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシのコンディションに言及しているようだ。現地時間6日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 メッシは2日に行われたラ・リーガ第22節・バレンシア戦で先発フル出場を果たし2ゴールを叩き出したものの、試合中に右大腿筋を痛めていた。これによりマドリード戦への出場が危ぶまれているという声が広まっていたが、同選手はこの一戦で同点で迎えた63分からピッチに立っている。

試合後、バルベルデ監督はメッシについて「彼は元気だよ。ただこの時期にリスクは冒したくなかった。彼はまだ違和感を抱えていたし、(ベンチスタートという)決断を下した」と先発メンバーから外した理由について説明している。

 また同監督はこの試合で同点ゴールをあげたFWマウコムについて「特別な一戦だったし、あの中でプレーすることは非常に難しかったはずだ。彼はチームメイトと連携を深めていた」と称賛の言葉を送っている。

 そしてマドリードの本拠地であるエスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウでの2ndレグに向けては「至ってシンプルだ。我々はゴールを決めなければならない」と話すにとどまっている。来週なかばに控える今季3度目のエル・クラシコは今回よりもさらに見応えのある一戦となるだろう。