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イグアインやモラタのビッグディール成立! レンタル放出選手の総市場価値金額ベスト5

今冬の移籍市場ではFWアルバロ・モラタやFWゴンサロ・イグアインといったビッグネームによるレンタル移籍が成立するケースが多い。そこで今回は現在レンタルで放出中の選手の市場価値の合計金額が高い5クラブを紹介する。


5位:ベンフィカ

レンタル放出選手数:9
レンタル放出選手総市場価値:6818万ポンド(約97億円)

代表的なレンタル放出選手
・ルカ・ヨビッチ(アイントラハト・フランクフルト)
・ラウル・ヒメネス(ウルバーハンプトン・ワンダラーズ)
・リサンドロ・ロペス(ジェノア)

ポルト、スポルティングCPと並びポルトガル1部の3強を構成しているベンフィカは現在アイントラハト・フランクフルトでブレイクを果たしているFWルカ・ヨビッチに3600万ポンド(約52億円)という値札が付いていることで総市場価値が跳ね上がっている。今季はリーグ戦17試合に出場し13ゴールと驚異の決定力を誇っている。


4位:アタランタ

レンタル放出選手数:55
レンタル放出選手総市場価値:9331万ポンド(約134億円)

代表的なレンタル放出選手
・ブライアン・クリスタンテ(ローマ)
・アンドレア・ペターニャ(SPAL)
・マルコ・スポルティエッロ(フロジノーネ)

イタリアで一番の育成組織を誇るアタランタは毎シーズンのように下部組織から有望株がトップチームで台頭し、イタリア国内外のビッグクラブへ放出している。一昨冬はMFロベルト・ガリアルディーニがインテルへと旅立ち、そして昨夏にはかつてミランでセリエAデビューを飾っていたMFブライアン・クリスタンテがローマに移籍している。


3位:ユベントス

レンタル放出選手数:24
レンタル放出選手総市場価値:9529万ポンド(約137億円)

代表的なレンタル放出選手
・マルコ・ピアツァ(フィオレンティーナ)
・ゴンサロ・イグアイン(チェルシー)
・エミル・アウデロ(サンプドリア)

共同保有の制度が廃止された後もレンタルで若手有望株を多くのクラブに貸し出しているユベントスであるが、昨夏のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの加入により、イグアインがシーズン前半戦をミランへ、そして後半戦はチェルシーでレンタル移籍を果たしている。若手ではアウデロが今季、サンプドリアの正守護神としてチームの躍進に大きく貢献している。


2位:レアル・マドリード

レンタル放出選手数:9
レンタル放出選手総市場価値:1億4670万ポンド(約211億円)

代表的なレンタル放出選手
・マテオ・コバチッチ(チェルシー)
・ハメス・ロドリゲス(バイエルン・ミュンヘン)
・マルティン・ウーデゴーア(フィテッセ)

レンタルで放出している選手数はそこまで多くないものの、ハメス・ロドリゲスをバイエルン・ミュンヘンに2年で放出していることから総市場価値が跳ね上がっている。かつてわずか15歳でノルウェーのフル代表デビューを飾り、16歳でマドリード入りを果たしたウーデゴーアは度重なる負傷によりレンタル先で伸び悩んでいる。


1位:チェルシー

レンタル放出選手数:20
レンタル放出選手総市場価値:1億9238万ポンド(約276億円)

代表的なレンタル放出選手
・アルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリード)
・ミシー・バチュアイ(バレンシア)
・ティエムエ・バカヨコ(ミラン)

ユベントスと同様に若手有望株をはじめ多くの選手をレンタルで放出することで有名なチェルシーは、2017年夏にレアル・マドリードからスペイン代表FWアルバロ・モラタを獲得したがコンスタントな出場機会を得ることができなかったため、今冬にアトレティコ・マドリードへ1年半のレンタル移籍で加入している。他にも高額の移籍金で獲得した選手でチームにフィットしなかったバカヨコやバチュアイもレンタル中だ。