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【日本代表】ウズベキスタン戦で分かった4つのこと

日本代表が2-1で勝利したAFCアジアカップ、ウズベキスタン戦。日本代表はこの勝利によりグループリーグの首位通過を決めている。今回はこの試合から見えてきた4つのことをご紹介する。


海外組と国内組の差

かねてから言われ続けてきたことだが、国内組の選手と海外組の選手の差が明確となる試合だった。うまさ云々ではなく、プレスの強度やポジショニングなどにレベルの違いが大きく表れた。伊東純也のスピードのように、武器は持っている選手が多い国内組だが、個人戦術の部分で判断の差が一目瞭然だ。


アジアでの武藤

プレミアリーグで苦戦する武藤嘉紀だが、ウズベキスタン戦では輝きを放った。プレスのタイミング、クロスに合わせるタイミング、ボールを引き出すタイミングなど抜群でアントワーヌ・グリーズマンを連想させるプレーも見せた。大迫勇也がファーストチョイスになっているが、南野拓実の相方に武藤を起用するのもありだと思わせるプレーだった。


ジョーカーとしての伊東

スペースのない部分での動きなど、課題も多い伊東だがジョーカーとしてであれば十分機能するだろう。内側にポジションを取るセンスも悪くなく、スペースがあれば彼のスピードも存分に活きる。


戦術が定まらない中でのターンオーバーは何も生み出さない

出場した選手の多くが、否定的な評価を受けそうな試合となったウズベキスタン戦。しかし、しっかりとした戦術が定まっていない中で、普段代表でプレーしない選手たちがスタートからプレーするのだからしょうがない部分が多いだろう。消化試合と言ってしまえばそれまでだが、若手中心とは言えウズベキスタンという強敵の一戦を無駄に消費してしまった感は否めない。


名前:菊池大将
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