ナポリ ミラン

アンチェロッティが古巣ミランからの復帰打診を激白 「過去に2度あった」

 ナポリのカルロ・アンチェロッティ監督にはどうやら2度ミラン復帰に近づいたことがあるようだ。現地時間23日、イタリア紙『コリエレ・デッラ・セーラ』がこれを伝えている。

 アンチェロッティは昨季にバイエルン・ミュンヘンの指揮官に就任したものの成績不振により解任。シーズンの大半をフリーで過ごしたものの、今夏にナポリの感得としてセリエA復帰を果たしている。

 またアンチェロッティはかつて2001/02シーズンの途中から2007/08シーズンまでミランを率いた際に2度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を果たすなど、同クラブの黄金期を築いている。

 同監督はイタリア紙『コリエレ・デッラ・セーラ』のインタビューにて過去にミラン復帰に近づいたことがあるかどうかという質問に対して「2度あった」と答えている。

 またミラン復帰に近づいたタイミングについて「レアル・マドリードを去った時、ガリアーニがやって来た。けど背中に問題を抱えていたので、治療しなければならなかった。そして2度目はバイエルンを離れた時、ファッソーネがコンタクトをとってきた」と説明している。

 2度目にミラン復帰の打診を受けた際に断った理由について語らなかったものの、未だにミラン首脳陣から高評価を受けていることを明かしたアンチェロッティはナポリでタイトル奪取を目指し今後も自身の古巣と対峙することとなりそうだ。