セリエA ミラン

ミラン、ブラジル代表DF獲得に最大15億円か。レオナルドSDの手腕試される

 ミランはサンパウロのブラジル代表DFロドリゴ・カイオ獲得へクラブ間交渉を行ったようだ。現地時間14日、イタリアメディア『Sport Mediaset』がこれを伝えている。

 ミランは今夏にユベントスから加入したDFマッティア・カルダラやDFマテオ・ムサッキオが数カ月の離脱を余儀なくされていることや、開幕からリーグ戦10試合連続で失点を喫するなど最終ラインのテコ入れが今冬の移籍市場期間における優先課題となっている。

 そのミランのレオナルドSD(スポーツディレクター)はサンパウロ首脳陣と会談を行い、2つの獲得方法について議論を交わした模様。

 最初に今冬に完全獲得する場合は800万ユーロ(約10億円)を要するものとみられるが、買取義務付きレンタルで来年1月に獲得する場合は1300万ユーロ(約15億4000万円)とミランの支払う金額が跳ね上がるようだ。

 またレオナルドSDは来週にもロドリゴ・カイオの代理人と面会し、個人合意を取り付けるべく話し合いを行うものとみられる。なお、ブラジル代表で4試合の出場経験を持つ同選手を巡っては、ラツィオやナポリも関心を示していると伝えられており、複数クラブによる争奪戦を制するべくレオナルドSDの交渉力に大きな期待がかかっている。