プレミアリーグ ウェストハム・ユナイテッド

ナスリさん、まさかのメディカルチェック後に給料アップ要求…

 ウェストハム・ユナイテッドと契約間近と報じられている元フランス代表FWサミル・ナスリがここにきて給料アップを要求しているようだ。英紙『デイリー・メール』が伝えている。

 かつてアーセナルやマンチェスター・シティでプレーしていたナスリは、セビージャに所属していた2016年冬に点滴静脈注射を受け、これが世界アンチ・ドーピング機関(WADA)の規則に反する違反行為に抵触。その後、欧州サッカー連盟(UEFA)は同選手に対して最終的に18ヶ月間のフットボール活動禁止処分を科した。

 そんなナスリは、12月末に前述の処分が終了し来年1月から公式戦でのプレーが可能となる。今月に入ってからはトレーニングも開始していた。

 そんな中。英メディア『スカイスポーツ』など複数メディアが12日にウエストハム加入が決定的と報道。週給8万ポンド(約1200万円)の契約にサインする予定であることが伝えられ、同日中にメディカルチェックもクリア。あとは6ヶ月と1年間の契約延長オプション付きの契約にサインするのみとなっていた。

 しかし、『デイリー・メール』よるとナスリはこのタイミングで9万5000ポンド(約1400万円)の週給を要求。マンチェスター・シティ在籍時の恩師マヌエル・ペジェグリーニ監督は獲得を望んではいるものの、クラブがこれに対して難色を示しているようだ。

 ナスリにはアメリカや中国のクラブからも関心も報じられており、給料も相当なものになることが見込まれている。果たして、ウエストハムはこのフランス人MFの要求に応えるのだろうか。