アジア

アジアで最もホットな大会AFFスズキカップ。注目選手を一挙に紹介:DF編

11月8日〜12月15日にかけて行われる2018 AFFスズキカップ。アジアで最もホットな大会から、注目選手をご紹介。選定したのはフットボール・トライブの東南アジアエディションに所属する各編集長たち。今回はディフェンダーにフォーカスしてご紹介する。


フィリップ・ローラー

国籍:タイ
年齢:24歳
クラブ:ラーチャブリーFC
ポジション:RB

ドイツとタイのハーフのDF。ドイツでデビューし、オーストリアのメインリーグのSCアウストリア・ルステナウでプレー。2017年にタイのラーチャブリーFCへ移籍すると、2017年、2018年にリーグカップ、そしてFAカップ準決勝進出に導いた。今シーズンはDFながら2ゴール7アシストを記録し、タイ代表に選出されている。招集後、タイ代表のミロバン・ライェバツ監督に高く評価され、5試合中3試合でフル出場。直近の香港との練習試合では、彼のゴールで1−0の勝利を飾った。


ド・ドゥイ・マン

国籍:ベトナム
年齢:22
クラブ:ハノイFC
ポジション:CB

今シーズンベトナムリーグを優勝したハノイFCに所属。様々なユース年代の大会に参加し、経験を積んだ。2015年にVリーグ1部デビュー。元々はセントラルミッドフィルダーだったが、センターバックに転向。試合を読む力、パス能力に秀でており、MFの経験を活かした新しいセンターバックスタイルを生み出した。ハノイFCにとって欠かせない存在だ。


シャフルル・サード

国籍:マレーシア
年齢:25
クラブ:ペラFA
ポジション:CB

育成年代の代表を経験。ユース時代はシンガポールのチームハリマウ・ムダでプレーしたいた。2015年にユースを卒業し、マレーシアのFELDAユナイテッドFCでトップチームデビュー。その後、2016年にはユース在籍経験を持つペラFAに復帰し、16試合に出場、2ゴールを記録した。今シーズンのベラFAはマレーシアリーグで2位につけており、マレーシアカップ優勝までチームを導いた。テクニックとフィジカルを持ち合わせたプレイヤーで、足元の技術も確かだ。今年のマレーシアカップでは守備力、プレービジョン、どの状況にもフィットする柔軟性を見せた。大きな声でチームを鼓舞することでも有名だ。


ハンサム・ヤマ・プラナタ

国籍:インドネシア
年齢:22
クラブ:バリト・プトラ
ポジション:CB

ユース年代から注目を浴びていたプラナタ。デポルティーボ・インドネシアというウルグアイで行われるU-19、U-17のマレーシア人が参加するユース大会に参加。インドネシア史上最高のCBになれる逸材と評価されている。ウルグアイのチームで2年プレーしたのち、2013年にインドネシアのユース代表チームに参加。AFFU-19のタイトル獲得に貢献した。1年後、バリト・プトラとプロ契約を結び、デビュー。A代表のデビューは2016年のAFFカップ。ベトナム代表と対戦し、代表初出場で初ゴールも記録している。