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タクシー運転手への暴行事件で“悪童”ベントナーに禁錮刑の判決

 かつてユベントスやアーセナルなどでプレーしていた元デンマーク代表FWニクラス・ベントナーが暴行罪により禁錮50日の判決を言い渡されたようだ。現地時間2日、イギリスの国営放送『BBC』をはじめ複数メディアが一斉に報じている。

 現在ノルウェー1部の強豪クラブ・ローゼンボリBKに所属するベントナーは、現地時間9月8日深夜にデンマークの首都・コペンハーゲンにおいてタクシードライバーに対して暴行を加え、顎を負傷させた疑いで逮捕されていた。

 この暴行事件について当初ベントナー本人は正当防衛を主張していたものの、検察によって起訴されていた。そして同選手は現地時間2日にコペンハーゲンの地方裁判所で禁錮刑を言い渡されている。ただローゼンボリBKの首脳陣は2019年末までの契約期間を打ち切ることはないとの声明を発表している。

 ベントナーはこれまでも度々ピッチ内外で問題行動を起こしており度々メディアの標的とされていた。同選手は2017年夏にノルウェー1部の強豪・ローゼンボリBKに加入。昨季はそのノルウェー1部で得点王に輝いていたが、今回の判決で自身のフットボールキャリアに大きく傷をつける形となってしまった。