ラ・リーガ レアル・マドリード

ロナウドの損失がレアルに与える影響について元バルサ指揮官ペップが語る

 レアル・マドリードは今季ここまで苦しい戦いを強いられているが、マンチェスター・シティ率いるジョゼップ・グアルディオラ監督がその要因について語っているようだ。現地時間27日、スペインメディア『Univision Deportes』がこれを伝えている。

 マドリードは今夏にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドをユベントスへ放出しているが、ラ・リーガ第6節・セビージャ戦から公式戦4試合連続ノーゴールに終わるなど、決定力不足を露呈。

 またリーグ戦で第9節終了時点で4勝2分3敗、勝ち点14と大きく出遅れた状態で現地時間28日に行われる“エル・クラシコ”を迎える。さらに成績不振に陥っていることを受け、首脳陣はバルセロナ戦(クラシコ)の結果に関わらず、フレン・ロペテギ監督を解任する可能性があると一部メディアが伝えている。

 チームとして難しい時期を過ごしているマドリードについて、かつてバルセロナを率いていたグアルディオラ監督は「シーズンのスタートは良かったが、ここ最近は下降気味にある。ただシーズンはまだ長い」と語っている。

 またロナウドがチームから去ったことについて「ロナウドの存在に関わらず、レアル・マドリードはトップレベルのクラブだ。しかし50~60ゴールと大きな損失に遭っている。彼は我々の想像を超える偉大な選手だ。ゴールのみならず決定的な場面でのアシストもできる。彼はかけがえのない存在だ」とコメントを残している。

 これまで幾度となくライバルとしてマドリードとの対戦経験を多く持つグアルディオラ監督は、周囲の意見と同様にやはりロナウドの損失がチーム全体に大きな影響を与えているという見解を示しているようだ。