セリエA インテル

守備陣補強急務のマンU、96億円でインテルDFにオファーも拒否

 インテルはマンチェスター・ユナイテッドからのスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル獲得オファーを拒否したようだ。現地時間27日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』がこれを伝えている。

 ユナイテッドは今夏の移籍市場期間においてセンターバックの獲得を優先事項に掲げ、バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表DFジェローム・ボアテングやアトレティコ・マドリードのウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディンの獲得に動いたものの、いずれも失敗に終わっている。

 また同クラブ率いるジョゼ・モウリーニョ監督はセンターバックの補強の必要性をクラブ首脳陣に訴え、来年1月の移籍市場でミランのイタリア代表DFアレッシオ・ロマニョーリとともにシュクリニアルをトップターゲットに掲げていると伝えられていた。

 その中、ユナイテッドはシュクリニアル獲得へ7500万ユーロ(約96億円)という巨額オファーを提示したものの、インテルはこれを拒否している。

 なお、同選手は昨夏にサンプドリアから加入すると不動のセンターバックとしてチームを今季チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献。今季もミラノダービーを含めてここまで公式戦10試合で先発フル出場を果たしている。

 インテルと2022年夏まで契約期間を残しているシュクリニアルにはバルセロナも獲得候補にリストアップしているほか、同選手の代理人がインテルとの会談を重ねているものの、年俸面で両者の間に開きがあると伝えられている。