ラ・リーガ バルセロナ

メッシの負傷離脱受け、ラキティッチがチーム全体の引き締め図る

 バルセロナのクロアチア代表MFイバン・ラキティッチはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの負傷離脱を受け、チーム全体の引き締めを図っているようだ。現地時間21日、スペインメディア『フットボール・エスパーニャ』がこれを伝えている。

 バルセロナは現地時間20日に行われたラ・リーガ第9節・セビージャ戦を4-2と勝利は飾ったものの、メッシが26分にMFフランコ・バスケスと激突した際に腕を抱えピッチに倒れこむとフランス代表FWウスマン・デンベレと交代する形でピッチを後にした。

 そして同選手はその後の検査により、右ひじを骨折していることが判明。今週末に控えるレアル・マドリードとの“エル・クラシコ”をはじめ11月中旬までの数試合で欠場することが確実となっている。

 ラキティッチは試合後のインタビューにて「我々は幸せではないが、これもフットボールの一部だ。彼はチームを助けた時に不運に見舞われた」とメッシの負傷について振り返っている。

 また同選手は「我々はレオがいなくても互いに協力して前進できることを示さなければならない。彼がいち早く戻ってきてくれることを願っている」と語ると「我々は前もって準備をしなければならない。そしてできるだけ早くチームに変化をもたらす必要がある」とメッシ不在の中で迎える試合へ集中を高めている。

 なおバルセロナはセビージャを下したことにより、勝ち点18で首位に浮上しているものの、依然としてリーグ戦は混戦状態にある。11月の代表ウィーク明けのアトレティコ戦でメッシの復帰が濃厚と伝えられているが、それまでの公式戦でどれだけ勝ち点を稼ぐことができるのだろうか。