ラ・リーガ バルセロナ

メッシ、セビージャ戦での負傷により次節クラシコの欠場が確実に

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは現地時間20日に行われたラ・リーガ第9節・セビージャ戦で負傷したことにより、戦線離脱を強いられる見込みであるようだ。現地時間20日、スペイン紙『マルカ』をはじめとする複数メディアが報じている。

 メッシはセビージャ戦に先発出場を果たすと、2分にブラジル代表FWフィリペ・コウチーニョの先制ゴールをアシスト。さらに12分には自らネットを揺らすなど試合を優位に進めることに大きく貢献していた。

 ところが26分にMFフランコ・バスケスと激突した際に腕を抱えピッチに倒れこむとフランス代表FWウスマン・デンベレと交代する形でピッチを後にした。

 クラブのメディカルスタッフは試合後の検査において、同選手が右ひじを骨折していることが判明したことを発表している。

 戦線離脱期間は3、4週間とみられており、現地時間24日に控えているチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節・インテル戦や28日のラ・リーガ第10節・レアル・マドリード戦(エル・クラシコ)の欠場が決定的となった。

 また復帰時期は現地時間11月24日に行われるラ・リーガ第13節・アトレティコ・マドリード戦になる可能性が高いようだ。首位に立っているセビージャを4-2で撃破し、これまで勝ち点を取りこぼしていたチーム状況を変えるきっかけをつかんだと思われたが、今度はチームの軸をしばらく欠くこととなった。