セリエA

サッカー選手エージェントの仕事:カタリオッティ氏の1日【特別インタビュー第1弾】

カタリオッティ氏はイタリア国内で講座を持っている 写真:Jean-Christophe Cataliotti

試合予想が高い確率で当たっていた

D:
ところで2年前に初めてお会いしたとき、カタリオッティさんは若い頃テニスのプロ選手を目指していたと聞きました。その後エージェントになろうと思ったのはなぜですか?

C:
そうですね、まずはサッカーを見ることが昔から好きでした。それから私の父親はミランのユースでプレーしたことがあります。父親も含めて私の家族はみんなインテルのサポーターですけどね(笑)

具体的なきっかけは私の親戚の勧めです。セリエAの試合があるときは必ず親戚で集まり、試合観戦をしていました。そこで自分の試合予想(勝敗、目立つ選手、交代選手や出場選手など)が高い確率で当たっていたのです。

私はその時、弁護士の仕事をしていましたが、親戚の提案がとても夢のあるアイディアだったので、どのようにすればエージェントになることができるのか調べ始めました。

D:
どのように調べて、どのようになれたのですか?

C:
あの頃(約20年前)はインターネット上には情報があまりなかったのですが、あるチャットを見つけて数多くの情報を得ました。当時全国でまともに活躍していたエージェントの数は100人以下でしたね。

その頃エージェントになるためにはローマで試験を受ける必要がありました。参加した800人中70人しか合格しませんでした。私はその合格者の1人となったので大きな自信になりました。最初は弁護士の仕事をメインに続けながらエージェントとしてのスタートを切りました。7年前から、エージェント一本で仕事をしています。

(次回に続く)
次回はイタリアのエージェント事情について詳しく伺います。

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Jean-Christophe Cataliotti(ジャンクリストフ・カタリオッティ):
弁護士、作家。2001年にイタリアサッカー協会(FIGC)が提供する試験を受験し、サッカー選手のエージェントになる。エージェントやクラブのスカウティング担当者を目指す人々に向けた講座を開設。イタリアメディア『Calciomercato.com』において『Lettere a un procuratore(エージェントへの手紙)』というコーナーを担当している。

著者
・I segreti dell`osservatore di calcio (サッカースカウティングの秘密)
・I segreti dell`agente di calciatori(サッカーエージェントの秘密)
・Manuale per la gestione di giovani calciatori(若いサッカー選手を育てるマニュアル)
・Il business nel pallone(サッカー界とビジネス)
・Mollo tutto e divento procuratore sportivo(全てを捨ててサッカーエージェントになる)
・Procuratore sportivo, il manuale per saperne di più`(サッカーエージェントの仕事をもっと知るためのマニュアル)

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聞き手:ダビデ・ウッケッドゥ

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