セリエA

サッカー選手エージェントの仕事:カタリオッティ氏の1日【特別インタビュー第1弾】

サッカー選手エージェントのある1日

ダビデ(以下D):
ずばり、エージェントの1日、またはカタリオッティさんの1日とはどのようなものでしょうか?

カタリオッティ(以下C):
エージェントの生活はとても不規則です。毎日長い時間車を走らせ、様々な電話をかけ、DS(クラブ関係者)や選手と多くのアポイントをとります。夕食もほとんどが接待です。

D:
例えば、昨日はどんな日でしたか?

C:
昨日は才能のあるブラジル人選手を、ユベントスのユースの練習試合に連れて行きました。私はレッジョ・エミーリアに住んでいるのですが、トリノからとても遠いので早起きし、車でトレーニングセンターに向かいました。

試合自体は15:30キックオフでしたが、スムーズに物事が進むよう90分前には到着しました。到着すると、最初に選手とクラブに関する膨大な数の資料に情報を記入する必要がありました。

それから試合開始前には、クラブ担当者に選手と選手の両親(まだ未成年なので両親にはわざわざブラジルから来てもらう必要がありました)を紹介しました。

また自分が担当している別の選手の両親がピッチまできてくれて、彼らとも打ち合わせしました(私はFacebookで毎日私自身の行く場所を必ず書いているので、私と話す必要がある人は連絡をくれるのです)。

そして、以前私の講座に通っていた若いエージェントも、彼がスカウトした選手に関する意見を私に聞きに来ました。

D:
試合前に大忙しですね。

C:
そうですね。私の連れて行った選手の練習試合が始まると、もちろんその時は選手だけに集中します。(選手のパフォーマンスは)とてもいい感じでした。ゴールも決めてくれましたしね。

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