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バルサ、守備陣のトップターゲットはやはりナポリのセネガル代表DFか

 バルセロナはナポリのセネガル代表DFカリドゥ・クリバリ獲得に向けて本格的な動きを見せているようだ。現地時間7日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』がこれを伝えている。

 現在市場価値が9000万ユーロ(約116億円)にものぼると言われているクリバリの去就を巡っては、バルセロナをはじめとするメガクラブが動向を追い続けており、昨夏には複数クラブによる争奪戦の可能性が取りざたされていた。

 しかしナポリはこのビッグクラブの動きをけん制するかのように、移籍市場閉鎖直後の現地時間9月2日に同選手との契約延長を発表。契約期間を現行の2021年から2年延長した上で年俸350万ユーロ(約4億5000万円)に引き上げている。

 ただそれでもバルセロナは獲得を諦めていない模様。同クラブは先週なかばに行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節・リバプール戦にスカウト陣を派遣したと伝えられており、実際にナポリのホームであるスタディオ・サン・パオロにいる姿が目撃されているようだ。

 さらにかつてのクリバリの代理人がこのリバプール戦後に同選手の去就について「カリドゥはバルセロナ、レアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘンなどどこのクラブでもプレーすることが可能だ」と語っており、同選手を取り巻く状況は契約延長前と変わっていないようだ。