現ナント監督のバヒド・ハリルホジッチ 写真提供:Getty Images
元日本代表監督であり、現地時間2日にリーグアン（フランス1部）ナントの指揮官に就任したバヒド・ハリルホジッチ氏だが、前途多難なスタートを切っているようだ。
ハリルホジッチ氏はワールドカップ・ロシア大会開幕前に、一部選手と戦術面などを巡って齟齬（そご）が生じたことを理由に解任の憂き目に遭っていたものの、自身が現役時代に1981年から1986年まで在籍していたナントに指揮官として32年ぶりとなる復帰を果たしていた。
しかし現地時間7日に迎えたリーグアン第9節・ボルドー戦で、試合開始からわずか7分間で2失点を喫すると、前半終了直前にも失点。後半も反撃の糸口をつかむことができず、0-3と古巣での初采配は黒星スタートとなっている。
ナントはリーグ戦で1勝3分5敗の19位と依然として降格圏内に沈んでいる。今夏に就任したミゲル・カルドーソ監督の後を引き継いだハリルホジッチ監督ではあるが、当面は厳しい時期を我慢する必要があるかもしれない。
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