チェルシーのアルバロ・モラタやエバートンのマイケル・キーンなど、昨シーズンの移籍1年目に苦しい時間を過ごした選手たち。しかし、過去には移籍1年目に苦戦しながらも、2年目から脅威的な活躍を見せたプレミアリーグのレジェンドが多くいる、今回はそんな彼らをご紹介する。
ハビエル・マスチェラーノ
当時:ウェストハム・ユナイテッド
現在:河北華夏幸福
マスチェラーノはプレミアリーグ初挑戦となった2006年に、ウェストハムで苦しいシーズンを過ごした。しかし、翌年にリバプールへ移籍するとすぐにレギュラーの座を確保し、CLの決勝にも出場。ファン投票のMVPに選ばれている。その後の活躍は言わずもがなだろう。
パトリス・エブラ
当時:マンチェスター・ユナイテッド
現在:ウェストハム・ユナイテッド
モナコから2006年にユナイテッドへと加入したエブラはガブリエル・エインセの存在もあり、中々出場機会が得られず。しかし、2年目は安定した活躍を見せて見事にレギュラーの座を奪った。エインセは追い出されるかたちでレアル・マドリードに移籍している。
ロベール・ピレス
当時:アーセナル
現在:アーセナルコーチ
初年度からマルク・オーフェルマルスの後釜として期待されたピレス。しかし、思うような結果を残せず、リーグのスタイルに不満を漏らすことも。しかし、アーセン・ベンゲルの下、2年目からはティエリ・アンリらとと共に強力な攻撃陣を形成。無敗優勝にも大きく貢献している。
ケビン=プリンス・ボアテング
当時:ポーツマス
現在:サッスオーロ
プレミアリーグ初挑戦となったトッテナム・ホットスパーで思うような活躍を見せることができなかったボアテング。ボルシア・ドルトムントでのレンタル生活を挟んでポーツマスに移籍すると、降格争いを繰り広げるチームの中で最も印象的な選手の1人として活躍した。
マイケル・エッシェン
当時:チェルシー
現在:フリー
3800万ユーロ(約51億円)という当時としては破格の移籍金でチェルシーにやってきたエッシェン。1年目からリーグ戦31試合に出場したが、才能のすべてを見せきることはできなかった。しかし、2年目以降は存分に能力を発揮。ジョゼ・モウリーニョにも代えの利かない選手と称されている。
ダビド・デ・ヘア
当時:マンチェスター・ユナイテッド
現在:マンチェスター・ユナイテッド
エドビン・ファン・デル・サールの後釜として獲得されたデ・ヘアだったが、普段からリーガを見ていないサポーターにからは、移籍金に見合うのかという懐疑的な見方をされていた。1年目はつまらないミスなどが散見されたが、2年目以降はファン・デル・サールを超えたともいえる素晴らしいパフォーマンスを披露。最も欠かせない選手の1人となっている。
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