プレミアリーグ チェルシー

マンCのサネが今季のプレミアリーグで警戒しているライバルは…?

 マンチェスター・シティのドイツ代表FWレロイ・サネは今季のプレミアリーグの最大のライバルをチェルシーとみているようだ。24日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がこれを報じている。

 チェルシーは昨季まで2シーズン率いてきたアントニオ・コンテ監督を7月中旬に解任し、新たに前ナポリ指揮官のマウリツィオ・サッリ氏を招聘(しょうへい)している。またサッリ氏の招聘に併せてナポリからイタリア代表MFジョルジーニョを移籍金5700万ポンド(約83億円)で獲得している。

 昨季に圧倒的な戦力で優勝を果たしたシティをはじめとした強豪クラブは、大きく戦い方が変わると考えられるチェルシーに対する警戒心をプレシーズンの段階で早くも抱いているようだ。シティのサネは「チェルシーは素晴らしいコーチを連れてきた。昨季のナポリの戦いぶりは本当に魅力的でクオリティの高いものだった。我々はチェルシーに苦しむこととなるだろう」と語っており、サッリ氏の手腕に対する警戒感をあらわにしている。

 また同選手は新生チェルシーについて「彼らはサッリの戦術に慣れるのに少し時間を要すると思う。(慣れたら)非常にタフなチームになる可能性がある」と語っており、シーズン序盤でどれだけ差をつけることができるのかがひとつのポイントであると考えているようだ。

 なおサネはチェルシー以外にも今夏に大型補強を敢行しているリバプールも脅威を与えるチームとして名前を挙げているようだ。サッリ氏のプレミア参戦により、今季のプレミアリーグの勢力図が大きく変わるかもしれない。