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アルゼンチンの英雄マラドーナ、インテル副会長のW杯後の行動を批判

 アルゼンチンの“英雄”ディエゴ・マラドーナ氏はアルゼンチン代表のワールドカップ・ロシア大会後におけるインテル副会長のハビエル・サネッティ氏の行動を批判しているようだ。24日、アルゼンチンメディア『TyC Sports』がこれを伝えている。

 アルゼンチン代表はロシアW杯でグループステージ敗退の危機に立たされていたものの、グループステージ最終戦・ナイジェリア戦で勝利を収め、辛うじて決勝トーナメント進出を果たした。ただ決勝トーナメント1回戦のフランス戦では3-4で敗れ、ベスト16で大会を後にしている。

 その後アルゼンチンサッカー協会(AFA)はホルヘ・サンパオリ監督を解任するなど、組織の大幅な刷新の必要性に迫られている。その中、かつて現役時代にアルゼンチン代表のユニフォームを身にまとっていたサネッティ氏がAFAでの仕事に意欲をしめし、AFAにオファーを出したと伝えられている。

 これに対してマラドーナ氏は「彼は常に何でも自分からオファーを出す。私は彼のこのような態度を好まない」とサネッティ氏に対して批判のコメントを残しているようだ。

 なおサネッティ氏はアルゼンチン代表として通算143試合に出場しており、1998年・フランス大会と2002年・日韓大会とワールドカップには2度出場している。一方、マラドーナ氏は通算90試合の出場とサネッティ氏よりは少ないものの、1986年・メキシコ大会でチームを優勝に導いているほか、2010年・南アフリカ大会では指揮を執っている。