プレミアリーグ エバートン

ルーニー、MLS挑戦の舞台裏を明かす「退団歓迎ムードだった」

 エバートンからDCユナイテッドへと移籍した元イングランド代表FWウェイン・ルーニーは、移籍の舞台裏を明かした。13日にイギリス『フォー・フォー・トゥー』が伝えている。

 昨夏、13年間過ごしてきたマンチェスター・ユナイテッドを退団し、古巣のエバートンへと復帰したルーニー。プレミアリーグでは31試合で10ゴール2アシストという結果を残し、主将としてチームを引っ張っていたものの、来季からはメジャーリーグサッカー(MLS)のDCユナイテッドでプレーすることが決定した。

 そんな同選手は、インタビューにて以下のように話し、この移籍の舞台裏を明かした。

「ユナイテッドでは自分の思ったように出場機会を得られていなかった。何もしないで契約満了まで給料を貰い続けることは本当に簡単なことだったけれど、僕はプレーしたかった。だからエバートンへと戻った。けれど、今シーズンが終わった後、クラブは僕に対して明らかに退団を歓迎している態度を取っていた」

「どんな理由であのような態度を取っていたのかは未だにわからない。ただ、もしも良い気分であれば、僕はクラブに残っていた。なぜなら、MFで最も得点を挙げていた選手だったからだ。だから僕はクラブに言ったんだ。『僕は子供じゃない。退団して欲しいのか、残って欲しいのか、教えてくれ』とね。そのときに新たな選択肢が生まれたから、僕はそれを選択した。正しかったと思っているよ」