代表チーム ロシア代表

プーチン大統領、PK戦の末ベスト8で敗退のロシア代表に贈った言葉は?

 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はワールドカップでロシア代表がベスト8で終えたことを誇りに感じているようだ。8日、アメリカメディア『ESPN』がこれを伝えている。

 ロシア代表は日本時間8日未明にロシアW杯準々決勝でクロアチアと対戦。90分を1-1で終えると、延長前半に勝ち越しを許したものの115分にDFマリオ・フェルナンデスが同点弾を決めてPK戦に持ち込んだ。しかしそのPk戦ではFWフョードル・スモロフとマリオ・フェルナンデスが失敗したことにより4-3で敗れ、ベスト8で大会を後にした。

 ただロシア政府のスポークスマンによるとこの一戦を観戦していたプーチン大統領は試合後に「我々はフェアプレーに徹し、この素晴らしいゲームに敗れた。ただそれでも彼らは偉大な選手たちであるし、英雄だ。彼らはピッチ上で死力を尽くしたし、そんな彼らを誇りに思う」というコメントを残した模様。ベスト16で強豪スペインをPK戦で下すなど今大会で台風の目の存在となったロシア代表を称賛したようだ。

 プーチン大統領はロシアW杯開幕戦のロシア対サウジアラビアで試合前にスピーチを行うなど、自国開催となった今大会に力を注いでいた。そんな同大統領にとってロシア代表のベスト8という成績は大いに満足するものとなったに違いない。