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日本戦で一発退場のコロンビア代表MF、批判に対する怒りをあらわに

 エスパニョールのコロンビア代表MFカルロス・サンチェスは依然として日本代表との一戦における一発退場の判定に対する怒りを抱いているようだ。1日、イギリスメディア『デイリーメール』がこれを伝えている。

 コロンビアは日本時間6月19日晩に行われたワールドカップ・ロシア大会・グループステージ初戦の日本戦で前半3分にボルシア・ドルトムントのMF香川真司が放ったシュートをペナルティエリア内でカルロス・サンチェスは手で止めたとして、日本はPKを獲得。これとともに同選手にはレッドカードが提示され、一発退場となっている。またカルロス・サンチェスには試合後にサポーターから批判の声が数多く上がり、コロンビア代表率いるホセ・ペケルマン監督が擁護するコメントを残していた。

 カルロス・サンチェスはメディアインタビューにおいてこの日本戦での出来事について「レッドカードを受けたことについて罪深いと感じなかった。あのシュートが僕の手のところに来たわけであって、意図的にボールをはじいたのではない」と振り返っている。

 また同選手は続けて「最も僕が怒っていることは、我々があの早い時間帯でPKからの先制ゴールを許しても試合をひっくり返すことが可能だと(周りから)言われたことだ。しかし10人になってより状況は複雑になった」と語っており、周囲からの批判に対する反論を展開している。

 幸いにもコロンビアは2勝1敗でグループステージを首位で通過。日本時間4日未明にイングランド代表との対戦を控えているが、カルロス・サンチェスはこのベスト16の試合に向けて相当な意気込みで臨むものとみられる。