16強入りのコロンビア、イングランド戦へハメスの状態が気がかりに

セネガル戦で途中交代したコロンビア代表のハメス・ロドリゲス　 写真提供:Getty Images

　バイエルン・ミュンヘンのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは日本時間7月4日未明に控えるベスト16・イングランド戦を欠場する可能性があるようだ。29日、イギリスメディア『talk SPORTS』がこれを伝えている。

　ハメス・ロドリゲスは日本時間28日深夜に行われたワールドカップ・ロシア大会・グループステージ最終戦のセネガル戦で先発出場を果たしたものの、前半30分にピッチ上に座り込み、そのままベンチへ下がっている。

　試合自体は1-0でコロンビアが勝利し自力での決勝トーナメント進出を決めているものの、試合後ホセ・ペケルマン監督は「彼は昨日まで普段通りトレーニングをこなしていたし、全体トレーニング後にもグラウンドに残り、FKやPKの練習を行っていた。トレーニングを見る限りではフィットしていたし、何も怪我を抱えているような仕草は見られなかった」とハメス・ロドリゲスのコンディションについて説明。

　そして同監督は「彼の怪我について、私は何も知らないし、何とも言いようがない」とコメント。おそらくはふくらはぎにおける怪我を再発したものとみられる同選手の途中交代について困惑を見せている。

　過去最高成績のベスト4入りも視野に入れているコロンビアだが、スリーライオンズとの重要な一戦に向けてペケルマン監督はハメス・ロドリゲスの起用法で相当頭を悩ませることとなるだろう。