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マラドーナ、アルゼンチンのW杯初戦のドローで批判を展開した対象は?

 アルゼンチンの“英雄”であるディエゴ・マラドーナ氏はアルゼンチン代表がアイスランド代表とドローに終わったことを不名誉と感じるとともに、ホルヘ・サンパオリ監督に対する怒りをあらわにしているようだ。 18日、イギリスメディア『BBC』がこれを伝えている。

 アルゼンチン代表はワールドカップ・ロシア大会・グループステージ初戦のアイスランド戦でバルセロナのFWリオネル・メッシがPKを失敗したことに加え、ペナルティエリア手前にスペースを与えないアイスランドの強固な守備に苦しめられ、1-1のドローに終わっている。

 この結果を受け、マラドーナ氏は「このチームのハートに怒りを覚えている。不名誉なことだし、ピッチに立ったアイスランドの選手全員が1.9cmを超えていることに対して何も準備をしていなかった」と不本意な結果に終わったアルゼンチン代表を批判。さらに同氏は続けて「サンパオリはこのような結果に終わると国に帰ることができないだろう」と以前から采配に疑問を投げかけていたサンパオリ監督を痛烈批判したようだ。

 なおアルゼンチンはこの後、日本時間23日未明にクロアチアと、そして28日未明にナイジェリアと対戦する。思わぬ一戦で勝ち点を落としたアルゼンチンとしてはこの2戦で勝利を収めることがグループステージ突破の必須条件となりそうだ。