代表チーム スペイン代表

イニエスタ先発出場のスペイン、仮想モロッコに辛勝で本大会へ

 スペイン代表は日本時間10日未明、ロシアのスタディオンFKクラスノダールで行われたチュニジア戦で1-0と辛くも勝利している。

 スペインのフレン・ロペテギ監督はワールドカップ・ロシア大会前の“仮想”モロッコとの一戦にて、1トップにバレンシアのFWロドリゴを抜擢。2列目にはヴィッセル神戸のMFアンドレス・イニエスタ、レアル・マドリードのMFイスコ、マンチェスター・シティのMFダビド・シルバとサイドを本職のポジションとしない3選手を並べた。

 そのスペインは立ち上がりからポゼッションを高めるものの11分、ビルドアップの局面にてバルセロナのDFジェラール・ピケの不用意なサイドへのパスをカットされると、そのままシュートまで持ち込まれる。

 スペインは21分にレアル・マドリードのDFセルヒオ・ラモスがクロスバーのわずか上を超えるロングシュートを放つも、33分にはチュニジアのカウンターからシュートを許すなど、この日は守備で不安定さを露呈。その後もスペインは目立った決定機を作ることなくスコアレス(0-0)で後半へ折り返す。

 その後半、スペインは58分、右サイドからセルヒオ・ラモスがクロスを上げ、チュニジアDFが頭でクリア仕切れずファーサイドに流れると、ダビド・シルバがこれを左脚で合わせるも枠内に収めることができない。ポゼッションを高め、かつ後半はチュニジアに決定機を許さないスペインは人数をかけた分厚い攻撃で何度もチュニジアゴールに迫るも、なかなか先制点を奪えずに終盤に差し掛かる。

 しかし83分、遂にスペインに待望の先制ゴールが生まれる。途中出場のアトレティコ・マドリードのFWジエゴ・コスタがペナルティエリア内まで持ち込み、一旦は前に出てきたチュニジアGKを交わしたものの、シュートコースがないと見るや、ペナルティエリア内に流れ込んできたセルタ・デ・ビーゴのMFイアゴ・アスパスにパスを出すと、これをダイレクトで左脚から強烈なシュートを放ち、ゴールネットを突き刺した。

 スペインは最後までこの1点を守り切り、チュニジアを下している。なおスペインは日本時間17日未明にポルトガルとの対戦を控えている。