セリエA インテル

インテル・ユーべ間での点取り屋同士のトレードに両指揮官は前向きか

 ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督とインテルのルチアーノ・スパレッティ監督は両者ともにユベントスのアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインとインテルのFWマウロ・イカルディのトレードに前向きであるようだ。7日、イタリア紙『トゥット・スポルト』がこれを伝えている。

 イグアインは、ユベントスが新たなストライカー確保の場合は6000万ユーロ(約78億円)で放出される可能性が浮上しており、移籍先としてはチェルシーが有力候補に挙がっている。また同選手は6日のインタビューにて、「僕はトリノで幸せだ」とユベントス残留を望みつつも、プレミアリーグ挑戦の可能性も否定しておらず、去就は不透明な状況となっている。

 またイカルディについては、クラブが契約延長に向けた動きを見せているものの、同選手の妻であり、かつ代理人を務めているワンダ・ナラさんが「彼の契約解除金を支払う準備ができているビッグクラブがいくつかある」と発言。またかねてからマンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘン、チェルシーといったメガクラブがこぞって興味を示しており、こちらも去就が不透明な状況だ。

 その中5月末に宿敵同士であるユベントスとインテル間におけるストライカー同士の“大型トレード”の可能性が急浮上し話題を呼んでいるが、もしかしたら両クラブの指揮官もこのトレードの実現性を考慮しているのかもしれない。