ワールドカップ 代表チーム

ドイツ代表、ロシアW杯に向けた合宿中にDF2選手が口論に

 バイエルン・ミュンヘンのDFヨシュア・キミッヒとチェルシーのDFアントニオ・リュディガーがドイツ代表の練習中に衝突したようだ。29日、ドイツ紙『ビルト』がこれを伝えている。

 ドイツ代表は現在オーストリアとイタリアの国境付近に位置する南チロルでワールドカップ・ロシア大会に向けて事前合宿を行っており、この合宿を通じて27名から本大会登録枠23名が選出されることとなる見込みだ。

 23人の枠を巡る競争が激しさを増す中、キミッヒとリュディガーがミニゲームの際に頭をすり合わせるなど口論に発展。これには代表コーチを務めているミロスラフ・クローゼが間に入り、最悪の事態は免れたものとみられる。

 なおドイツ代表はこの後、日本時間2日深夜にオーストリア代表と、8日深夜にサウジアラビア代表と親善試合を行い、ロシアW杯ではメキシコ代表、スウェーデン代表、韓国代表と対戦する。代表スタッフとしては、本大会までにこの両選手の気持ちを落ち着かせ平穏を取り戻したいところだろう。