セリエA ナポリ

ナポリ、サッリに替わり“名将”アンチェロッティ招へいを公式発表

 ナポリは日本時間24日未明、元バイエルン・ミュンヘン指揮官のカルロ・アンチェロッティ氏の招聘(しょうへい)を公式発表した。

 アンチェロッティ氏は昨年9月にバイエルン指揮官を解任されて以降、フリーの状態が続いていたが今年4月以降はイタリアサッカー連盟(FIGC)から代表監督就任の要請を受けるなど、監督業再開が近づいていると伝えられていた。

 同氏はクラブでの指揮を熱望していることからFIGCに断りの連絡を入れると、以前から取りざたされていたナポリ指揮官就任の可能性が現実味を帯びると、今週はじめの23日にローマでナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長、クリスティアーノ・ジュントーリSD(スポーツディレクター)、アンチェロッティ氏の3人がローマで約3時間に及んで会談を行った様子が目撃されていた。

 2021年までの3年契約を結んだアンチェロッティ氏はナポリ監督就任について「私は本当に幸せだ。このような素晴らしいファンがいる特別な街にあるクラブの監督であることは非常に名誉だ」と喜んでいるようだ。また同氏の監督就任に伴い、ナポリは2015年夏から率いてきたマウリツィオ・サッリ監督の退任を発表している。